常駐艦が1隻もいなくなった横須賀基地


ブルーリッジもフィッツジェラルドもバースを離れた横須賀基地。12号バースの端から端まで見渡せる


錨地で弾薬積み込みを試みるフィッツジェラルド。後方は猿島、馬堀海岸、房総館山


ミサイルなどの弾薬を積んだまま、フィッツジェラルドから離れて弾薬庫に向かう2隻のバージ

厚木基地に空母ジョージ・ワシントンから艦載機の第一陣が帰還した11月19日、横須賀基地は常駐艦の接岸がゼロという状態だった。
8号バースに8月末から停泊していたブルーリッジがシートライアルのために17日に出港、14日の原潜アッシュビル出港直後に帰港した フィッツジェラルドが錨地で弾薬補給を受けるためにバースを離れたためだ。

すっかり見通しがよくなり、12号バースが先端から2つの大きなクレーン、そして根元の修理用バージまでほぼ完全に見渡せる。
空母が戻ってくれば隠されてしまう眺めだ。

フィッツジェラルドはドック明けの短い試験航海のあと12号バースに入っていたが、ミサイルをVLSに装着するために錨地に出ていた。 しかし19日は風が強く海面に白波が重なるような状況で、フィッツジェラルドについていた2隻の弾薬輸送バージは積み込みができずに、 ミサイルなどを積んだまま浦郷弾薬庫に戻っていった。

(RIMPEACE編集部)(写真は 08.11.19 撮影)


艦載機の第一陣10機足らずが厚木に帰ってきた(読者提供)


'2008-11-19|HOME|