駆逐艦3隻が戻った横須賀基地


ジョージ・ワシントンの艦橋の左右に駆逐艦の斜めマストが3本見える(08.12.3 撮影)

12月1日に駆逐艦がいなくなった横須賀基地に、夕暮れ時にマッキャンベルが戻った。12月2日朝はこの在港状況 だったが、3日昼にはさらに2隻の駆逐艦が戻ってきていた。2日中に帰港したものと思われる。

海自のニュースリリースによると、12月4日から6日まで沖縄周辺海域で米海軍と対潜特別訓練を実施する、とのことだ。 米海軍の参加艦船は、駆逐艦4隻、フリゲート艦1隻、潜水艦1隻、補給艦1隻、音響測定艦1隻で、航空機数機も参加する。

1日に一斉に出て行った駆逐艦のうち、3日までに帰港していない4隻の駆逐艦(ジョンSマケイン、フィッツジェラルド、ステゼム、 ラッセン)が、この対潜特別訓練に参加するための出港だった 可能性が大きい。ただ、参加フリゲート艦がANNUALEXにも参加したルーベン・ジェームズだとすれば、いっしょに動いている駆逐艦 オケーンが4隻の中に入ってくるのかもしれない。

横須賀常駐の駆逐艦は、弾薬の積み下ろしを11月21日以降まだ行っていない。1隻だけ弾薬を降ろしていた巡洋艦シャイロー は、ドライドックに入った。

(RIMPEACE編集部)


12月1日14時の横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船。
青字の1:潜水艦、2:はたかぜ、3:あすか、4:しらせ、5:ふたみ、6:にちなん
赤字の1:シャイロー、2:カーティスウィルバー、3:マッキャンベル
4:カウペンス、5:マスティン、6:ジョージ・ワシントン


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