GWの飛行甲板にプレハブ小屋多数
ジョージ・ワシントンの飛行甲板に十数個のプレハブ小屋が並べられつつある
12号バース先端に並ぶテストハウスに動きはない(08.12.8 撮影)
12月8日午後、ジョージ・ワシントンの飛行甲板にプレハブがいくつも並んでいた。その数15個前後。空母のメンテナンスに使用する
ものだ。
キティーホークは横須賀に戻るとすぐに、飛行甲板のカタパルトやアレスティング・ワイヤーの場所に工事用の大きなテントを張っていた
から、このようなプレハブ小屋を運びあげることはなかった。GWの場合、新しいからスチーム系統に未だ大規模修理は必要ないのだろう。
この甲板上のプレハブは、12号バースの先端に並べられているプレハブとよく似ているが、窓の形が違う。横浜ノースドックに保管され
ていたプレハブが、空母の甲板に上げられたのだ。
8月末の時点で、ノースドックの司令部横の野積場にプレハブが18棟並んでいた。12月8日にはそれが4つになっていた。14棟が
横須賀に移動したことになる。
当初GWは8月に横須賀配備の予定だった。艦内火災のために配備が遅れたため、メンテナンスのスケジュールもずれ込み、その間、
工事用のプレハブが横浜ノースドックに野積されていた、と見られる。ノースドックの空きスペースまで、原子力空母配備に関係した使い
方をされていたのだ。
(RIMPEACE編集部)
12月5日(上)と8日(下)の横浜ノースドックの野積場。プレハブが移動している。
'2008-12-9|HOME|