GW艦上に工事用巨大テントの枠組み


艦後部のアレスティング・ワイヤーがセットされている部分に、テントの骨組みが組まれた


艦橋より前、カタパルトの部分には、より大きな工事用テントが建てられる

ジョージ・ワシントンが再入港した11月21日から1ヶ月たった12月22日ころに、工事用の大型テントの組み立てが空母の飛行甲板 上で始まった。キティーホークのときは入港後比較的早い時期に組み立てが始まっていた。
キティーホークは老朽艦で、スチーム周りに故障が続発していたためと思われるが、新しい空母でもスチームで動かすカタパルトなどの 装置には定期的な点検・修理が必要なのだろう。このような大型テントを甲板にかぶせて、大掛かりな補修作業がこれから始まる。

12月29日には、艦の前方と後方の2箇所でテントの骨組みができあがり、白いシートが貼られる直前の状態だ。
その他の常駐艦では、ラッセンが後部のヘリ甲板に大きな覆いをかけている。またシャイローがドライドック5で大規模な修理中だ。

工事中の艦船を含めて、米軍の横須賀常駐艦11隻が揃った状態が半月ほど続いている。

(RIMPEACE編集部)(写真は12月29日撮影)


11隻の常駐艦が全部停泊中の横須賀基地


12月29日14時の横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船。
青字の1:潜水艦、2:いかづち、3:きりしま、4:しらね、5:あすか、6:はるさめ
7:はたかぜ、8:たかなみ、9:おおなみ、10:しらせ、11:ふたみ、12:にちなん
赤字の1:ラッセン、2:シャイロー、3:ジョンSマケイン、4:カーティスウィルバー、5:マッキャンベル
6:フィッツジェラルド、7:カウペンス、8:ステゼム、9:マスティン、10:ブルーリッジ、11:ジョージ・ワシントン


2008-12-30|HOME|