また横須賀に寄港した駆逐艦ザ・サリバンズ


横須賀基地のマスターピアにマッキャンベルと並んで停泊する駆逐艦ザ・サリバンズ(68番)

通常大西洋艦隊のエリアで動いている駆逐艦ザ・サリバンズが、また横須賀に寄港した。マスターピア・イーストに駆逐艦マッキャンベル と並んでいる。

昨年12月に佐世保に初寄港して以来、3回目の日本寄港となる。
2005年に駆逐艦ジョン・ポール・ジョーンズ(DDG 53)が横須賀に反復寄港して、常駐艦と同じような役割を果たしていた。
今回のザ・サリバンズも、6ヶ月ほど母港を離れて第7艦隊の責任エリアで動く可能性が強くなってきた。

ジョン・ポール・ジョーンズはBMD対応艦で、ミサイル防衛の訓練も横須賀の他の駆逐艦たちと行った可能性があるが、ザ・サリバンズ はBMDシステムは搭載していない。
太平洋艦隊の優先課題の一つである対潜戦闘能力の増強のために、大西洋艦隊から一時的にシフトされてきたのではないか。

燃料補給艦ペコスが一ヶ月近く横浜ノースドックで「休養」した後に燃料を補給して横須賀から出港する。ペコスが補給する部隊とともに 第7艦隊の「助っ人」としてザ・サリバンズが動くこともありうるだろう。

(RIMPEACE編集部)(写真は 09.1.19 撮影)

[参考ページ]
ザ・サリバンズ、横須賀初入港(09.1.6)
駆逐艦ザ・サリバンス、佐世保入港(08.12.17)


甲板で工事が始まった空母の手前にはイージス駆逐艦のマストが重なっている


2009-1-19|HOME|