原潜バースにコンテナ船が割り込む横須賀基地


13号バースからはみ出すように停泊中のコンテナ船ノーブルスター 


シャイローは戻ってこない。カウペンスと、フィッツジェラルドなど駆逐艦が並ぶ横須賀基地

大きなコンテナ船が横須賀基地13号バースに停泊中だ。全長171メートル、原潜オハイオと同じ長さだ。
オハイオは空母の留守中の12号バースに接岸したが、もし13号バースに入っていたら、ノーブルスターと同様に半身がはみ出ることに なっていた。

ノーブルスターは24日夜に横須賀に到着、錨地にいかりを降ろした。弾薬などの積み下ろしをする場所だが、そんな動きはなく、 その後コンテナ船は強引に13号バースに入った。
貨物船が13号バースに入るのは異例のことだ。大量のコンテナを12号バースの近くから運び出すのだろうか。27日昼過ぎには、船体 にフタをするようなクレーンの動きはあったが、コンテナを吊り上げて船に収める動きは見られなかった。

MD対応のイージス艦の出港状況は25日から変わっていない。シャイローは姿を消したままだ。
海自のMDシステム対応艦「こんごう」「ちょうかい」は佐世保基地から日本海に向かうことになろう。
同型だがMD対応艦ではない「きりしま」は、防波堤の内側にいかりをおろしたままだ。「きりしま」は日本列島を飛び越えた「ミサイル」 の動きを追うために太平洋側に配置されるという報道がある。

(RIMPEACE編集部)(写真は 09.3.27 撮影)


海自のイージス艦「きりしま」。「ひゅうが」の入港以来桟橋をはなれてずっと錨地に。


3月27日13時の横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船。
青字の1:潜水艦、2:すま、3:ひゅうが、4:いかづち、5:むらさめ
6:たかなみ、7:はるさめ、8:しらせ、9:わかさ、10:ふたみ
赤字の1:ラッセン、2:フィッツジェラルド、3:マッキャンベル、4:カウペンス
5:マスティン、6:ブルーリッジ、7:ジョージ・ワシントン、8:ノーブルスター


2009-3-27|HOME|