弾薬を降ろして補給艦、横須賀を出る


横須賀基地沖の錨地に停泊中の貨物弾薬補給艦アラン・シェパード


出港間近のアラン・シェパード。右舷にいた弾薬バージは船から離れた

3月28日から30日まで、横須賀港外の錨地に貨物弾薬補給艦アラン・シェパード(T-AKE 3)が停泊していた。空母戦闘群などの艦隊 の補給を担当する船で、弾薬と貨物を載せる新しい補給艦だ。

フォール・イーグル演習に参加した空母ジョンCステニス戦闘群の補給は戦闘補給艦サンノゼが担当している。アラン・シェパードは ミサイル・ディフェンス・シフトで日本近海に展開する駆逐艦・巡洋艦を担当しているのではないだろうか。

出港前の30日午後、アラン・シェパードの右舷後方に接舷した弾薬輸送バージに、船から弾薬が降ろされていた。
弾薬輸送バージはアラン・シェパードから離れると、浦郷弾薬庫に向かった。陸揚げしている弾薬類のなかには、対空ミサイルが入った キャニスターが数本と、航空機に搭載する爆弾が何百発も含まれていた。

(RIMPEACE編集部)(写真は 09.3.30 撮影)


バージに積まれた弾薬類を浦郷弾薬庫に運び込む米海軍兵士。アラン・シェパードから降ろされた弾薬だ


2009-3-31|HOME|