MD艦マケインが戻ってきた横須賀基地


マスターピア・イーストに並ぶジョンSマケイン(左)とホッパー(右)


MD非対応艦が並ぶ7号バースから9号バース。マッキャンベルはなぜかカウペンスの横に移動した

北朝鮮がロケットを打ち上げるスケジュールが押してきた4月3日、横須賀基地に停泊するミサイル・ディフェンス(MD)対応艦が 2隻に増えていた。
増えたのはジョンSマケイン(DDG 56)で、目撃者によれば2日夕刻に入港している。
もう1隻のMD対応艦は3月30日に入港した駆逐艦ホッパー(DDG 70)だ。

2隻がマスターピア・イーストに固まっていて、すぐに動き出すようには見えない。4月4日を前に、2隻のMD対応駆逐艦はミサイル 防衛シフトから離れたと考えてもいいだろう。

嘉手納からは3日朝からミサイル監視機RC135Sが飛び立ち、また夕方にはRC135Uも離陸準備を整えている。航空機による 監視と情報収集の態勢はそのままに、第7艦隊の艦船によるMD態勢をやや縮小したのだろうか。

(RIMPEACE編集部)(写真は 09.4.3 撮影)


4月3日14時の横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船。
青字の1:潜水艦、2:すま、3:ひゅうが、4:かしま、5:ゆうぎり
6:しまゆき、7:はるさめ、8:しらせ、9:わかさ、10:ふたみ
赤字の1:ラッセン、2:ホッパー、3:ジョンSマケイン、4:カウペンス
5:マッキャンベル、6:マスティン、7:ブルーリッジ、8:ジョージ・ワシントン


2009-4-3|HOME|