2隻のMD駆逐艦、横須賀を離れず
マスターピアの左右に燃料補給艦ジョン・エリクソン(左)と駆逐艦ホッパー(右)
6号バースに移動中のジョンSマケイン(右)。7号バースにカウペンス、マッキャンベル
ミサイルが飛翔体に呼び名が変わる間、横須賀にいた2隻のミサイル・ディフェンス(MD)対応駆逐艦は動かなかった。3月30日に
寄港したホッパー、4月2日に帰港したジョンSマケインは、4月6日朝までマスターピアで寄り添っていた。6日昼にマケインは隣の
6号バースに移動したが、北朝鮮からロケットが発射された5日を挟んで、この2隻は7日朝現在横須賀から離れていない。
マスターピア・ウェストに大型の燃料補給艦ジョン・エリクソン(T-AO 194)が4日から滞在していた。吾妻島の燃料移送用のバースには
入らず、燃料の出し入れも無く、6日午後出港した。
ジョン・エリクソンは2月前半のコブラゴールド演習後に、エセックス戦闘群の給油を担当していた。その後3月下旬には
空母ジョンCステニス戦闘群に給油している。燃料補給のために横須賀に寄港したのではないから、再びジョンCステニスの部隊に加わ
るのかどうかは不明だ。
7日にオブザベーション・アイランドとともに、駆逐艦カーティス・ウィルバーが佐世保に寄港した。残りのMD対応艦シャイロー、
フィッツジェラルド、ステゼムも、近く横須賀や佐世保に姿を見せるのではないか。
(RIMPEACE編集部)(写真は 09.4.6 撮影)
空母GWとジョン・エリクソンの間に5隻の戦闘艦が並ぶ
4月6日12時の横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船。
青字の1:潜水艦、2:ひゅうが、3:かしま、4:ゆうぎり、5:しまゆき
6:たかなみ、7:いなづま、8:はるさめ、9:しらせ、10:わかさ、11:ふたみ
赤字の1:ラッセン、2:ジョン・エリクソン、3:ホッパー、4:ジョンSマケイン
5:カウペンス、6:マッキャンベル、7:マスティン、8:ブルーリッジ、9:ジョージ・ワシントン
2009-4-7|HOME|