横須賀のMD対応艦、戻る


横須賀に戻ってきたMD対応艦が空母の前に重なっている


戻ってきたばかりのシャイロー、ステゼム、フィッツジェラルドが並ぶ横須賀基地マスターピア(左の埠頭)

4月8日の横須賀基地。出港していたミサイル・ディフェンス(MD)対応イージス艦3隻が戻ってきていた。たたずまいから見て、帰港は 7日だったと見られる。

ハワイの第31駆逐戦隊所属のホッパーは、その前に横須賀を出ていた。7日に佐世保に入港し、翌日出港したカーティス・ウィルバー 以外の横須賀常駐のMD艦がすべて戻った。
海自のイージス艦「こんごう」「ちょうかい」も佐世保に戻り、「きりしま」は横須賀に戻った。「きりしま」は8日午後、また浦賀 水道を南下していったが。

米海軍や海自の艦船の動きを見れば、「北朝鮮のミサイル発射」に対する艦船による防衛シフト、もしくは展開訓練は終了した模様だ。 ただ、嘉手納基地をベースに飛んでいる米軍大型偵察機の動きを見ると、ロケット発射のかかわりが、まだ少し尾を引きそうにも思える。

(RIMPEACE編集部)(写真は 09.4.8 撮影)


太平洋に展開していた「きりしま」も一時横須賀に戻っていた。


4月8日14時の横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船。
青字の1:潜水艦、2:ひゅうが、3:いなづま、4:いかづち、5:むらさめ、6:しらせ、7:わかさ、8:ふたみ
赤字の1:ラッセン、2:シャイロー、3:ステゼム、4:フィッツジェラルド、5:ジョンSマケイン
6:カウペンス、7:マッキャンベル、8:マスティン、9:ジョージ・ワシントン


2009-4-9|HOME|