原子力空母の横から修理バージが移動
原子力空母修理開始前の位置に戻ったバージYRB30(右)と、ほぼ不動の宿泊バージAPL40
読みにくい色で、US NAVY YRB30と書かれている(09.4.20 撮影)
4月13日、空母の艦尾にくっついていた修理・宿泊バージYRB30がヴェルニー公園の目の前の「定位置」に戻ってきた。ドライドック
4の入り口に停泊している。
YRBは米海軍のコードで、Repair and Berthing berges を示す。海軍全体で3隻いるとか。
ちなみに左に泊まっているホテルバージAPL40は、同タイプが17隻いる。佐世保にもAPL39がいる。
YRB30は08年4月にはドライドックに入り、その後2号バースで改装を続けていた。工事が始まったGWの艦尾に12月中旬に移動
したYRB30は、4月までその場にとどまった。
GWの工事の過程で出た放射性廃棄物の貨物船への積み込み・搬出が終わったのが3月末だから、空母の工事全体も4月半ばまでにほぼ終了
し、修理・宿泊バージYRB30が空母から離れたと見られる。
4月20日時点で空母の甲板にはプレハブの作業小屋が残っているが、これを12号バースに降ろせば、空母が試験航海に出る態勢は整う。
(RIMPEACE編集部)
GWの艦尾に停泊中の修理バージYR30(09.4.6 撮影)
2009-4-21|HOME|