新型補給艦バード、横須賀に登場



横須賀基地12号バースに停泊中の貨物弾薬補給艦リチャードEバード(09.5.22 撮影)
 

貨物弾薬補給艦リチャードEバードが、5月21日に横須賀基地に入港した。12号バースに停泊中だ。
リチャードEバードは佐世保基地に半月以上停泊し、5月14日に出港したばかりだ。

パシフィック・パートナーシップ09という民生支援の演習がこの6月から9月までマーシャル・アイランド、キリバチ、ソロモン・アイラン ド、サモアと米軍の間で行われる。
揚陸艦ダビューク(LPD8)が支援物資を積み、現地のNGOの活動拠点を提供する予定だった。ところがダビューク艦内で新型インフル エンザが蔓延したために、ダビュークの参加が取り消され、代わりに貨物弾薬補給艦リチャードEバードが立つことになった。

6月初めに米西海岸を出港する海軍の船で、演習参加の兵士と物資を運び、洋上でバードに移し替えるとか。
この予定にあわせての横須賀寄港だとすれば、バードは6月初めには横須賀を出て、洋上ランデブーを行うことになる。
ジョージ・ワシントンが横須賀に戻ってくる前に12号バースを離れるのが可能なので、このバースにバードを泊まらせたのだろう。

(RIMPEACE編集部)


2009-5-22 |HOME|