横須賀から駆逐艦3隻出港


水上艦は駆逐艦3隻とブルーリッジが残っている27日昼の横須賀基地


5月27日正午過ぎの横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船。
青字の1:潜水艦、2:しらせ(5003)、3:いかづち、4:むらさめ
5:はるさめ、6:おおなみ、7:たかなみ、8:しらせ(5002)
赤字の1:ラッセン、2:カーティス・ウィルバー、3:ブルーリッジ、4:マスティン、5:サンタフェ
 

5月26日に3隻の駆逐艦が横須賀基地を出港していた。フィッツジェラルド(DDG 62)、ステゼム(DDG 63)、マッキャンベル(DDG 85) の3隻で、いずれも26日朝には横須賀基地に在港していた。

空母とともに行動する訓練にしては、3隻一度に出港というのはちょっと多いようだ。この3隻の横須賀常駐駆逐艦の中には、 朝鮮半島で緊張が高まったときに黄海や日本海に駆けつける艦船がいる可能性がある。
なお2月にハワイから日本近海にやってきていた2隻の駆逐艦は、1隻が母港のパールハーバーに戻り、もう1隻がCARAT参加艦と してフィリピンにいる。朝鮮半島の緊張が高まったときの出番は、やはり横須賀常駐艦になるのだろう。

26日には12号バースから貨物弾薬補給艦リチャードEバードが出港、そのあとにマスティンが回り、マスティンのいたバースにドライ ドックの前にいたホテルバージが入り、ドライドックから27日にラッセンが出てきた、という「玉突き移動」となった。
また13号バースには、原潜サンタフェが26日から寄港している。5月15日にパールハーバーから任務航海に出たばかりの原潜だ。 入港理由は休養・補給・維持だが、10日ほどで休養・補給が必要な原潜ってあるのだろうか。緊急修理のため、というのならわからない こともないが。

(RIMPEACE編集部)(写真は 09.5.27 撮影)


5号ドライドックから引き出された駆逐艦ラッセン。まだしばらくは「使い物」にならない


5月26日に横須賀基地13号バースに接岸した原潜サンタフェ(SSN 763)


2009-5-27 |HOME|