やはり故障? 3日後に原潜、横須賀再入港


3日10時半に13号バースに寄港した原潜サンタフェ。クレーンの右下にロサンゼルスの排気筒


サンタフェ(SSN 763)の艦橋に群がる修理兵(09.6.3 撮影)
 

原潜サンタフェが横須賀基地に再入港した。
このサンタフェがハワイから任務航海に出たのが5月15日、横須賀入港が5月26日だった。
任務航海出港後あまりに早い最初の寄港に、サンタフェの船体に何か異常が見つかったのではないか、と思われた。
5月31日14時に横須賀を出港したサンタフェは、わずか3日後の6月3日、横須賀基地の13号バースに戻ってきた。
寄港理由は5月26日の寄港時と同じ「休養・補給・維持」だ。

3日午後、軍港めぐりのシー・フレンド号から見たサンタフェの艦橋上部には、修理の兵士が数人張り付いていた。ハワイ出港後不具合を 直すためにヨコスカに寄港して修理したが、うまく直っていなかったので再度横須賀に戻ってきた、というのが真相だろう。
マストの上げ下げがうまく機能しなかったか、水密性に問題が出たと見られる。

31日に12号バースに接岸した原潜ロサンゼルスもまだ停泊中で、3日前と同じ組み合わせでの横須賀基地原潜2隻同時寄港が繰り返 された。

(RIMPEACE編集部)



6月3日14時の横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船。
青字の1:潜水艦、2:はるさめ、3:しらせ(5002)
赤字の1:カーティス・ウィルバー、2:ラッセン、3:ブルーリッジ
4:マッキャンベル、5:ロサンゼルス、6:Cコマンド、7:サンタフェ


2009-6-3|HOME|