艦載機満載でGW横須賀帰港


5日8時45分ころ横須賀港入り口に姿を見せたジョージ・ワシントン


GWの飛行甲板には艦載機がひしめいていた。50機までは数えたのだが..
 

原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)が横須賀基地に戻ってきた。5月20日の出港から数えて2週間超の航海だった。

通常、横須賀帰港前に艦載機を全部厚木に飛ばすが、今回はホーネット3機を厚木に移動させただけで、残りの艦載機は空母に載せた ままの帰港となった。
GWが大多数の艦載機を積んだまま横須賀に入港するのは2回目だ。横須賀に配備された08年9月25日にも、飛行甲板に艦載機を 並べて入港した。

このときは1週間以内に韓国に向けて出港することが決まっていて、横須賀入港前の一連の発艦作業と、出港後の艦載機の回収作業を 省略するために、大多数の艦載機を飛行甲板などにつないでいた。
今回も比較的早い時期に再出港して、本格的な航海に出かけるのではないか。

なお、艦載機を積んだまま入港すると、出港時の艦載機回収の時間がその分少なくなるので、緊急事態に速やかに対処できるという 側面もある。

(RIMPEACE編集部) (09.6.5 撮影)


横須賀本港の真ん中で回頭して、バックで12号バースに向かうジョージ・ワシントン


6月5日9時半の横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船。
青字の1:潜水艦、2:しらせ(5003)、3:はるさめ、4:しらせ(5002)
赤字の1:カーティス・ウィルバー、2:カウペンス、3:ラッセン、4:ブルーリッジ
5:マッキャンベル、6:ジョージ・ワシントン、7:サンタフェ


2009-6-5|HOME|