GW横須賀出港、長期航海へ



9時40分ころ横須賀基地を出港する空母ジョージ・ワシントン
 

艦載機を積んだまま横須賀基地に帰港してから5日後の6月10日、原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)が出港した。10日朝9時 から、白いセーラー服で正装した水兵が飛行甲板を囲むように整列した。試験航海に出るときには、こんなことはしない。長期航海に出る 時に見られる風景だ。
9時40分ころ、長い汽笛を2回鳴らしたあとにタグボートに曳かれてGWは12号バースを離れた。

この日、午前中に横須賀を出港した巡洋艦・駆逐艦は3隻。空母が出る前にカウペンスが、また空母の出港後にフィッツジェラルドと マスティンが出て行った。
この3隻は空母に随伴するのだろう。

佐世保基地からは前日の9日、燃料補給艦ペコスと貨物弾薬補給艦アラン・シェパードが出港した。GW艦隊への補給活動は、この2隻が 担当すると見られる。

(RIMPEACE編集部) (写真は 09.6.10 撮影)


空母出港の30分ほど前に、巡洋艦カウペンスが出港した


駆逐艦フィッツジェラルドが11時に出港した


駆逐艦マスティン出港したのは11時半だった。後方は入港待機中の駆逐艦ラッセン


2009-6-10|HOME|