また大西洋艦隊から横須賀に原潜


横須賀基地13号バースに入港した原潜アルバカーキ


また原潜2隻同時寄港。アルバカーキの後方に原潜ミシガンの艦橋が見える
 

7月1日10時過ぎに原潜アルバカーキ(SSN 706)が横須賀基地13号バースに入港した。12号バースには原潜ミシガンがまだ停泊中 なので、またまた原潜の同時寄港となった。

アルバカーキは大西洋艦隊の責任エリアで行動していた原潜だ。横須賀には初寄港と思われる。
何かと緊張が続く太平洋艦隊の責任エリアにやってきたのは、恒久的な配置換えではないにしろ、一時的な太平洋配備を行うことで、 実質的に太平洋艦隊の原潜を増やすためだろう。
大西洋艦隊から太平洋艦隊への原潜シフトを補完する動きだ。

横須賀基地への原潜寄港は、入港日ベースで5月が3回、6月がミシガン寄港で4回となった。さらに7月1日からまた1隻寄港した。 横須賀基地への原潜寄港ラッシュは異例のペースだ。
原子力空母の母港化に伴う原子力艦支援施設の充実が、空母の留守中に原潜が殺到する原因の一つになっている。

(RIMPEACE編集部) (写真は 09.7.1 撮影)


ミシガンのミサイル発射口とDDSがそれぞれ一つ口をあけている


DDSの中の緑色の物体は水中スクーターだろうか。船体のフタがあいているところは元核ミサイル発射口
 


2009-7-1|HOME|