巡航ミサイル原潜ミシガン、横須賀を出航


12号バースの奥から、タグに曳かれて港中央部に出てきたミシガン


回頭中のミシガン。ドライデッキ・シェルターの直径は兵士の身長の2倍近い
 

7月6日13時過ぎ、「はるさめ」がソマリアに向けて横須賀を出て行く直前に、巡航ミサイル原潜ミシガン(SSGN 727)が12号バース から出航した。
ソマリア沖海自艦船派遣反対の海上抗議行動を行っている最中に、ヌッという感じでDDS2基を背負った黒い塊が現れた。

ミシガンは6月27日に横須賀基地に入港したから足掛け10日艦滞在したことになる。
このクラスの原潜のネームシップ、原潜オハイオ(SSGN 726)が08年10月に横須賀に寄港したときの在港は8日間だった。今回の ミシガンの在港10日は、独立記念日の休みとCNOラフェッド海軍大将の横須賀基地訪問・演説に際して、12号・13号バースを埋める 舞台装置として使われたことも関係しているのだろう。
週明けの6日には、12号バース手前に停泊していた駆逐艦ディケイターも姿を消している。

原潜出航時に港の中央でグズグズしていることが時折見られるが、ミシガンはゆっくりと浦賀水道に向かって自力航行をはじめた。 後ろには放射線モニターシップ「きぬがさ」がついていた。

(RIMPEACE編集部) (写真は 09.7.6 撮影)


湾口に向けて自力航行を始めるミシガン 


2009-7-7|HOME|