12号バースに停泊したニミッツ。純水プラント、作業バージ、火力発電所など原子力空母支援施設が左右に並ぶ

空母ニミッツ、横須賀寄港


横須賀航路をたどって、横須賀本港に針路を向けたニミッツ


ニミッツは第11空母航空団(NH)を載せている。300番台はFA18C装備の飛行隊(VFA-97)だ


本港中央部でいったん停止したニミッツ。バックは横須賀の街
 

8月24日8時半過ぎに、原子力空母ニミッツが浦賀水道を北上してくるのが視認された。横須賀航路に入ってからは、水兵たちが整列して いるのが見える距離に、あっという間に近づいてきた。
飛行甲板には艦載機が並んでいる。なぜか1機、E2Cが翼を伸ばしているのが目立った。

ニミッツは横須賀本港の中央部でいったん停止して、タグボートが押したり引いたりしながら12号バースに近づいていった。
10時には接岸がほぼ終わった。

ジョージ・ワシントンが母港化されて以降、初めての外来空母の横須賀寄港だ。原子力空母の母港化を支える施設が多数横須賀基地に建設 され、原子力艦船への支援体制が「充実」してきた。
06年5月リンカーン、07年2月レーガン、08年2月ニミッツと佐世保基地への原子力空母の寄港が毎年続いていたが、今後原子力空母の 寄港地が横須賀にシフトされることが多くなりそうだ。

(RIMPEACE編集部) (09.8.24 撮影)


艦載機を多数載せて入港してきた空母ニミッツ(09.8.24 読者撮影・提供)


2009-8-25|HOME|