米沿岸警備隊の船がまた横須賀に


ブルーリッジが出港したあとの9号バースに停泊する沿岸警備隊のブイ・テンダー、シカモア


2日に入港した沿岸警備隊カッター・ラッシュと直列で並ぶシカモア(09.9.11 撮影)
 

アラスカ州コルドバを母港とする米沿岸警備隊のブイ・テンダー、シカモアが横須賀基地に来ていた。今ドライドックに入っているグアム のカッター・アサティーグ、8号バースに停泊中のハワイのカッター・ラッシュについで3隻目だ。

沿岸警備隊の船がよく寄港すると言っても、3隻同時寄港は昨年10月以来だ。そのときはグアムの2隻がドライドックに入っていたが、 それにくわえてアラスカのカッターが寄港した。
今回はドック入りしているのは1隻だけで、あとの2隻は任務航海の途中の横須賀寄港だ。

沿岸警備が表向きの存在理由の沿岸警備隊の船が、海軍の補完として西太平洋でも活動しているのが実態だ。
海軍艦艇より小型で小回りの効く船舶が、ゲリラ、海賊対策などに求められているのだろうか。メンテナンス以外の目的での沿岸警備隊の 船舶の横須賀寄港は、今後も続きそうだ。

(RIMPEACE編集部)


2009-9-11|HOME|