ハワイの駆逐艦、横須賀寄港


マスターピア・ウェストに停泊中の駆逐艦オケーン(DDG 77)


横須賀常駐艦マッキャンベルと並んで停泊するオケーン(左)(09.9.25 撮影)

ハワイ・パールハーバーを母港とする駆逐艦オケーンが、9月24日から横須賀に寄港している。オケーンはパールハーバーを9月14日 に出港している。

米海軍のニュースによれば、オケーンは中部太平洋海上艦戦闘行動コンセプトに従い、第7艦隊の責任エリアで行動する。ジョージ・ワシントン空母戦闘群と行動を ともにすることで、オケーン乗組員の任務遂行能力を高める。海上火力支援演習も行う。
オケーンは日米年次演習にも参加する。この海の合同演習は、米海軍の対潜、対艦戦闘能力、ミサイル防衛での日米の協働態勢を検証し 高める。

オケーンは米海軍に18隻いるミサイル防衛システム搭載艦のうちの1隻だ。MD出動の際に寄港する可能性が大きい日本海側の港に、 今回の任務航海中に慣熟のために入港することもありうる。

オケーンは08年10月と11月に横須賀に寄港し、日米年次演習 ANNUALEX 20G にも参加している。

(RIMPEACE編集部)


9月25日12時の横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船。
青字の1:潜水艦、2:くりはま、3:ひゅうが、4:しらせ(5003)、5:ときわ、6:あすか
7:きりさめ、8:むらさめ、9:たかなみ、10:しらせ(5002)、11:にちなん、12:ふたみ
赤字の1:フィッツジェラルド、2:アサティーグ、3:ステゼム、4:オケーン
5:マッキャンベル、6:カウペンス、7:シカモア、8:シャイロー、9:ジョージ・ワシントン


2009-9-26|HOME|