大型民間タンカー、相次ぎ横須賀基地に燃料搬入


デンマーク船籍のタンカー、ノルム・ヘルビックが9月末に初入港(09.9.30 撮影)


錨地で待機するマースク・ロード・アイランド。 出港する巡洋艦はシャイロー(09.10.5 撮影)
 

9月末から10月初めにかけての10日間に、横須賀基地吾妻島燃料埠頭に3万トン前後の民間タンカーが3隻相次いで入港して、燃料を降ろした。
香港の長航朝陽(ライジング・サン)が佐世保から横須賀に回ってきた。次にデンマークのタンカー、ノルム・ヘルビックがやってきて、3隻目はおなじみのマースク・ ロード・アイランドだった。

ジョージ・ワシントンの出港に合わせて随伴艦が横須賀を出港する。通常動力の戦闘艦が積み込む燃料のほか、艦載機の燃料も空母に積み込まれる。
厚木・横田に送る燃料も一端横須賀の燃料タンクに保管される。また三沢にも燃料が船で、八戸経由で運ばれる。

東日本の米軍基地で消費される燃料が、ハブである横須賀に運び込まれるのはいつものことだが、空母が訓練などで出港するときは、通常よりも多い量の燃料が消費される ため、補充のペースも激しいものになってくる。

(RIMPEACE編集部)


佐世保から回ってきた長航朝陽(ライジング・サン)。この会社のタンカーは3度目の寄港だ(09.9.27撮影)  


2009-10-10|HOME|