海自艦船ソマリア沖派遣に抗議の海上行動


出港直前の2隻の自衛艦に「ソマリア沖に行くな!」と横断幕を掲げる平和船団


出港する「たかなみ」の乗組員に派遣反対を訴える
 

10月13日、3回目の「海賊対策」でソマリア沖に派遣される自衛艦2隻が横須賀から出港した。
ヨコスカ平和船団はヨット「おむすび丸」を出して、出港時の抗議行動を海上で行った。

「自衛隊の任務は日本の防衛であって、アメリカの歓心を買うために海外に出ていくことではない」
「ソマリア沖で誰も殺さず、一発も撃たずに横須賀に帰ってきてほしい」
「戻ってきた暁には、ソマリア沖で何が行われているかをわれわれ国民に明らかにしてほしい」
三浦半島地区労のメンバーの訴えが、出港直前の自衛艦乗組員の心に残ることを期待したい。

10時半にまず「はまぎり」が、10分後に「たかなみ」が、海自吉倉桟橋を離れた。沖合の錨地には海自のヘリ空母「ひゅうが」がいて、発光信号で 2隻にメッセージを送っていた。

(RIMPEACE編集部)(09.10.13 撮影)


帽振レー!で一斉に帽子を振る「たかなみ」の乗組員。これが最後の海外派遣になることを!


先行する「はまぎり」に続き、横須賀基地を出る「たかなみ」


2009-10-13|HOME|