原潜ジェファーソン・シティ、横須賀出港


タグに曳かれず自力で横須賀港中央に出てきたジェファーソン・シティ


トルーマン・ベイの奥深くで自力走行に移行したジェファーソン・シティ
 

11月2日14時、原潜ジェファーソン・シティが横須賀基地12号バースから出港した。入港したのが10月26日だったから、丸1週間 横須賀に滞在したことになる。

ジェファーソン・シティは出船で(艦首を海に向けて)12号バース奥に停泊していた。入船で入港する原潜が多い中で、出船は珍しい接岸 形態だ。

出船状態で入港していたため、出港を助ける大型のタグボートは1隻で済んだ。
港の中央付近で艦の向きを変える必要が無いので、12号バースに接している状態から真横にタグが引っ張り、離岸させた。すぐにタグ ボートは原潜を曳くロープを外した。

原潜は8−9号バースと12号バースの間の水面(トルーマン・ベイ)の奥で自力航行を始めた。原子炉からのエネルギーを使って、 自力でスクリューを回し、まっすぐに横須賀港の出口に向かった。

(RIMPEACE編集部) (09.11.2 撮影)


タグ1隻で横に曳かれ、12号バースから離されたジェファーソン・シティ  


2009-11-3|HOME|