ミサイル追跡艦、横須賀を出る


横須賀基地を出て浦賀水道に向かうオブザベーション・アイランド
 

ミサイル追跡艦オブザベーション・アイランドが11月13日14時過ぎに、横須賀基地マスターピア・イーストから出港した。 入港9日目だった。
このところ、佐世保基地への入出港が多く、あわただしい動きをしていたオブザベーション・アイランドだが、横須賀ではほとんど何もせず にただ停泊していたようだ。
横浜ノースドックにMSC極東司令部があったころは、よくこんな感じでノースドックに停泊していた。今回の寄港もノースドックでも よかったのだろうが、空母を始めとする常駐艦の多くが出かけてバースに空きがあり、かつセキュリティー面で手厚い横須賀を選んだと 見られる。
白い船だけに目立つ茶色の汚れも落とさずに、休養だけして横須賀から出て行った。

12号バースでは原潜コロンビアが停泊3日目だ。コロンビアが横須賀に来るのは05年9月以来だ。4年ぶりということになる。
沖縄近海で10日から行われている海自との年次演習に参加する米海軍の原潜は、シティー・オブ・コーパス・クリスティとキー・ウェスト だと発表されている。
11日から寄港しているコロンビアは、演習参加ではなく、西太平洋のパトロール任務の途中に横須賀に寄ったものと思われる。
空母の留守中に、ロス級原潜が続けて2隻、いつも使う13号バースではなく12号バースに停泊している。13号バースの浚渫の準備 が始まった様でもなし、ゆったり泊まれる12号バースに入った、ということではないか。

(RIMPEACE編集部) (写真は 09.11.13 撮影)


12号バースに出船の状態で停泊する原潜コロンビア(SSN 771)


2009-11-13|HOME|