横須賀・13号バース浚渫、始まる


浚渫船が海底からすくいあげた泥をバージの上に吐き出している(09.11.30 撮影)

横須賀基地で、原潜が停泊することが多い13号バースの浚渫が始まっていた。29日に平和船団の行動中に見たときは、クレーンを降ろしていた作業台船が、30日にはグラブ を操作して泥をさらっていた。

13号バースに停泊していた原潜コロンビアが27日朝に出港した後、台船を運び込み、すぐに浚渫作業を始めたことになる。
横須賀港が浚渫作業で汚されるのを防止する措置はとっているのだろうか。すくい出した海底の泥はどこに棄てるのだろうか。

シーウルフ級の大きさまで13号バースにつけることを可能にする浚渫が終わると、空母が12号バースに入っているときでも、オハイ オ級以外の原潜は横須賀基地に接岸することができるようになる。
米海軍から見れば原潜運用の自由度が増すことになる。それは、横須賀基地の原子力艦支援の基地機能が強化されることに他ならない。

(RIMPEACE編集部)


2009-11-30|HOME|