横須賀基地13号バース浚渫、終わる
浚渫船が作業を終えて13号バースから離れた。汚濁防止膜も見える(09.12.2 撮影)
原潜コロンビアが離れたばかりの13号バースに、浚渫船などが入った(09.11.27 撮影)
横須賀基地の原潜停泊バースとして作られた13号バースに、ロサンゼルス級より大きなシーウルフ級原潜が停泊できるように、
バース近くの海底が浚渫された。米軍によれば工事期間は11月27日から12月2日までだったとのこと。(09.12.2 朝日新聞湘南版)
12月2日正午には、浚渫船やタグボートなどの浚渫工事用船舶は13号バースを離れて停泊していた。横須賀本港の大規模な浚渫工事
の際に用いられた汚濁防止膜や枠は今回も張られていた。
浚渫工事はすでにこの時点で終わっていたと見られる。
今後、ジョージ・ワシントンが12号バースに入っているときでも、シーウルフ級やバージニア級の原潜が13号バースに入り、補給・支援
を受けることが可能となった。
ジョージ・ワシントンの母港化で横須賀基地は原子力艦船への支援体制を整えた。今回の13号バース浚渫は、横須賀基地の原子力艦船
ゾーンの拡充がこれからも続くことを象徴的に示した工事だった。
原子力空母のメンテナンスをサポートする機能の拡充も、米軍が推し進めていくことが考えられる。
(RIMPEACE編集部)
2009-12-3|HOME|