横須賀基地13号バース、今度は杭打ち


杭打ち船が作業中の13号バースと空母停泊中の12号バース


五栄土木の杭打ち船上に、杭が4本並んでいる


「CP−4501」は五栄土木と五洋建設の共有杭打船だ(09.12.9 撮影)

浚渫作業が終わったばかりの横須賀基地13号バースに杭打ち船がやってきた。13号バース改修工事を請け負った五栄土木の杭打ち船 「CP−4501」だ。
浚渫作業はまだ可愛いもんだった、と思わせるようなゴツイ作業船だ。

13号バースを改修するのは、ロス級より大きな攻撃型原潜シーウルフ級やバージニア級を13号バースに接岸できるようにするため、 とFBOのページに出ていた。だから浚渫して、大型の潜水艦が入港できるように、というのは理屈は通っている。もちろん、基地機能の 強化であり、認めることはできないが。
では、杭打ちはなんのためか。

約6年前に、原子力空母を係留するための12号バース拡張工事が始まった。そのとき、桟橋の延長部分の基礎として、多数の杭が海中に 打ち込まれた。
今回の13号バース近くでの杭打ちも、新しい原潜用のバースを造ることにつながる可能性だってある。

(RIMPEACE編集部)


12号バースを拡張するときも、杭打船が先ず杭打ち作業を行った(04.3.3 撮影)


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