原潜コネチカット、横須賀に一時寄港


横須賀基地港外、赤灯台の内側に入った原潜コネチカット(2010.1.14 15:48 撮影)

1月14日15時50分、シーウルフ級2番艦の原潜コネチカット(SSN 22)が横須賀本港の港外に一時寄港した。寄港時間は32分間、 寄港目的は補給・維持とのことだ。
米軍のタグボートが原潜に接近したから、このタグボートと原潜の間で人の移動かブツや情報の受け渡しが行われたと見られる。

原潜が横須賀に一時寄港するのは1年に一度あるかどうか、というくらいの頻度だ。2009年には10月に原潜シティー・オブ・ コーパス・クリスティが、その前は2007年10月と9月にコネチカットが一時寄港している。

原潜コネチカットは最近ではホワイトビーチに09年11月に3回一時寄港を繰り返していて、そのころから西太平洋で行動していたと 見られる。

横須賀基地の13号バースはこれまで、ロサンゼルス級攻撃型原潜は停泊していたが、それより大型のシーウルフ級は水深が不足するため 12号バースに停泊していた。昨年11月末からの浚渫工事は、13号バースにシーウルフ級やバージニア級の新型原潜が停泊できるよう にするものだった。
14日の横須賀基地で空いているバースは13号バースだけだった。原潜がこのバースに入らずに沖合い停泊で太平洋に戻っていったのは、 「運用上の都合」なのか、それとも13号バース改良工事が未完のためなのだろうか。

(RIMPEACE編集部)


14日13時過ぎの13号バース。


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