最新貨物弾薬補給艦、横須賀に一時寄港


横須賀基地港外錨地に停泊中のカール・ブラッシャー

1月22日朝、貨物弾薬補給艦ルイス・アンド・クラーク級の7番艦カール・ブラッシャー(T-AKE 7)が横須賀基地郊外に投錨、午後には出港した。

ルイス・アンド・クラーク級貨物弾薬補給艦はキラウエア級弾薬補給艦とマーズ級戦闘補給艦の機能を併せ持ち、両クラスの艦の後継艦だ。3番艦のアラン・シェパード、 4番艦のリチャードEバードは在日米軍基地ではいずれも佐世保にまず寄港、その後横須賀にも寄港している。

カール・ブラッシャーも佐世保には昨年11月以降3回寄港、横須賀への寄港は初めてだ。
3隻の貨物弾薬補給艦は佐世保に繰り返し寄港して、第7艦隊の艦船に対する補給の主力の位置を占めつつあり、カール・ブラッシャーも今後、佐世保や横須賀に寄港するこ とが考えられる。
今回の横須賀への一時寄港は、ドライカーゴや弾薬の補給にかかわる動きというよりは、横須賀基地への慣熟の側面が強いと思われる。

(RIMPEACE編集部)(2010.1.22 撮影)


横須賀を出港して浦賀水道を南下するカール・ブラッシャー


2010-1-23|HOME|