GW甲板から工事用テント撤去の動き


空母の甲板後部の工事用大型テントが撤去中だ(10.2.24 撮影) 
 

空母ジョージ・ワシントンの飛行甲板に張られた工事用の大型テントが撤去中だ。2月24日、シートを外して骨組みだけにする作業が進行中 だった。
未だ小さなテントが残っているから、甲板上の作業が大詰めに近づいた、とは言えないのかもしれない。ただ1月から始まった空母の定期 修理で、飛行甲板前部に張られた大型テントもすでに外されている。 外見上は、昨年3月下旬の状態に近くなっている。

原子力空母の定期修理で生じた放射性廃棄物を本国に持ち帰るために、貨物船ノーブル・スターが13号バースに入ったのは3月26日だった。 そのとき、飛行甲板前部にまだ大型のテントが張られていて、それが撤去されたのはノーブルスターが出港した直後だった。

昨年と比べて、大型テントの撤収は約1ヶ月早いことになる。これが工事全体のスケジュールにどうかかわってくるかは、今のところ不明 だ。

(RIMPEACE編集部)


放射性廃棄物を運んだノーブル・スターが入港中、甲板上には大型テントが残っていた(09.3.27 撮影)


その3日後、骨組みだけが残る解体中の工事用テント(09.3.30 撮影)


2010-2-25|HOME|