ニミッツ随伴巡洋艦、横須賀寄港


(左)横須賀基地7号バースに入港中の巡洋艦チョーシン(CG65)。右は巡洋艦カウペンス
 

2月25日に巡洋艦チョーシンが横須賀基地に入港しているのが確認された。24日には居なかったので、おそらく25日朝の入港だろう。
このチョーシン、空母ニミッツに随伴して米中央軍の責任エリアで活動していた。

ニミッツは昨年7月末にサンディエゴを出港、任務航海に出た。行き先はペルシャ湾や北アラビア海で、イランへの圧力やアフガニスタン 「不朽の自由作戦」の支援などにあたった。ペルシャ湾に向かう途中に横須賀にも寄港し、随伴していたチョーシンは名古屋港に入港し た。

1月末に北アラビア海から移動したニミッツは、プーケット(タイ)、ポート・クラン(マレーシア)、香港に寄港後フィリピン海に入 った。
佐世保を23日に出港した高速戦闘補給艦ブリッジがフィリピン海でニミッツに補給している写真が、US NAVYのページに公開されて いる。また、ニミッツ艦載の空母連絡機C2が嘉手納に飛来している。

随伴艦チョーシンの横須賀寄港も含めてこれらの出来事から、ニミッツが日本南方海上で割りと近いところにいることが推測される。
サンディエゴ出港から7ヶ月が過ぎようとしているのに、いまだに母港に戻らないのは、横須賀で定期修理中のジョージ・ワシントンの 代役で極東海域にとどまるつもりなのだろうか。

(RIMPEACE編集部) (10.2.26 撮影)

[参考ページ]
高速戦闘支援艦が佐世保に(2010-2-21)


駆逐艦の隙間にチョーシンの艦番号65番が見える


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