指揮艦以外の常駐艦がそろった横須賀基地
手前左からラッセン、マケイン、奥にGW、その手前のマストは左がマッキャンベル、右がステゼム
左からフィッツジェラルド、マスティン、カーティスウィルバー、カウペンス、シャイロー(2010.3.10 撮影)
米海軍横須賀基地常駐艦11隻のうち10隻が、現在停泊中だ。居ないのは指揮艦ブルーリッジ。3月2日に横須賀を出て5日に釜山に
入港した。現在行われている米韓合同演習キーリゾルブ/フォールイーグルに参加している。
空母ニミッツ機動部隊に一時的に加わっていたラッセンが3日に帰港、強襲揚陸艦エセックスなどの揚陸艦隊と行動をともにして、タイで
行われたコブラ・ゴールド演習に加わっていたシャイローも5日に帰港した。
フィッツジェラルドも短期間の航海から戻り、3月6日以降は10隻が横須賀基地にひしめいている。
ジョージ・ワシントンの甲板上に残っていた工事用の大型テントは5日までに撤去され、10日現在では艦前方のカタパルトのパイプを元
に戻す作業が進んでいる。
原子炉からスクリューまでの原子力推進プラントの修理の進捗は外部からはわからないが、横須賀市への通告によれば、放射性廃棄物を
本国に運搬するための作業が4月中に行われるとのことだ。原子力推進プラントの修理が3月中にほぼ終了する、ということを意味して
いるのではないか。
(RIMPEACE編集部)
コブラゴールド演習参加後、横須賀に帰港したシャイロー(2010.3.5 撮影)
3月10日12時の横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船。
青字の1:潜水艦、2:ひゅうが、3:あすか、4:ふたみ、5:にちなん、6:わかさ
赤字の1:ジョンSマケイン、2:ラッセン、3:フィッツジェラルド、4:マスティン、5:カーティスウィルバー、
6:カウペンス、7:シャイロー、8:マッキャンベル、9:ステゼム、10:ジョージ・ワシントン
2010-3-11|HOME|