作業バージYRB30、空母から離れる


空母の後尾から移動して2号バースに停泊中の作業バージYRB30(2010.4.28 撮影)


まだ空母の後ろに居たYRB30(2010.4.25 撮影)

原子力空母の定期修理中、空母の後尾に停泊して作業員の管理などを行っていたと見られる作業用バージYRB30が、横須賀基地2号 バースに移動しているのが4月28日、確認された。27日朝の時点では移動していなかったので、その後2号バースまで持ってきたこ とになる。
空母の原子力推進システムの修理が終わったことを示すものだ。

空母の飛行甲板には未だ、工事用のプレハブのテストハウスが並んでいるが、原子力空母から放射性廃棄物が運び出されたころに、空母 艦内で使っていたと見られる別のテストハウス10棟がノースドックに運ばれている。昨年の修理終了時と同じ動きだ。

修理が終わって試験航海で結果がチェックされれば、ジョージ・ワシントンは厚木の艦載機を搭載して任務航海に出かけることになる。 艦載機が空母に展開するために必要な着艦訓練のスケジュールも発表された。
ジョージ・ワシントンの定期修理終了が間近なことを示すさまざまなサインが発せられている。

(RIMPEACE編集部)


横浜ノースドック内の保管場所に戻って来たプレハブのテストハウス(2010.4.19 撮影)


2010-4-29|HOME|