放射性廃棄物輸送船、米本土に到着


放射性廃棄物輸送船ハリエットの5月1日航跡推定図


ピュージェットサウンド海軍造船所のピア5の停泊位置(赤印)

原子力空母ジョージ・ワシントンの定期修理で出た放射性廃棄物を積んだ貨物船ハリエットが、日本時間の5月1日午後、米ワシントン州 ブレマートンのピュージェットサウンド海軍造船所に到着した。4月16日夜に横須賀基地を出港していたから、15日で太平洋を横断 したことになる。

ハリエットは日本時間5月1日午前3時ころ、アメリカ・カナダ国境のファンデフカ海峡入り口に到着、同午後2時ころにピュージェット サウンド海軍造船所に到着したと見られる。
積まれている放射性廃棄物は、ピュージェットサウンドのCIF(放射能管理化の作業施設)で一時保管されたあと、低レベル放射性廃 棄物の最終処分場に運ばれると思われる。

(RIMPEACE編集部)

NOAA(アメリカ海洋大気庁)の調査報告書( Coastal Hazardous Waste Site Review / Puget Sound Naval Shipyard)の図を使って作図した。


2010-5-2|HOME|