空母GW、来週にも試験航海か


ジョージ・ワシントンの飛行甲板からプレハブ小屋も撤去された。


GWの定期修理に使われるバージYRB30は、7号バースに移動した。隣はカウペンス。


猿島付近で座礁したタイ海軍フリゲイトは、ドライドック4に入渠した

12号バースで4ヶ月間の定期修理を行っていたジョージ・ワシントンの艦内から、工事関係の設備がほとんど運び出されている。
5月3日まで飛行甲板後部に置かれていたプレハブ小屋15棟も、5日にはすべて撤去されていた。甲板に障害物はほとんど見られない。 まもなく修理の検査のための短い航海に出ると見られる。
艦載機のFCLP(陸上での空母着艦訓練)は15日まで主に硫黄島で行われる予定だ。本格的な任務航海に向けての出港は、この訓練 終了後になる。

30日にレポートしたタイ海軍のフリゲイト・チャオプラヤは、4号ドライドックに入った。修理が終わって弾薬を積み込んだのではなく、 ドック入り前に弾薬などを船から降ろすための沖合い作業だった。
ドック入りしたチャオプラヤのマストには国連旗が掲げられている。朝鮮戦争の国連軍の一員として横須賀に寄港しているというステータ スを示すものだ。

(RIMPEACE編集部) (2010.5.5 撮影)


5月5日15時の横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船、黒がタイ海軍艦船。
青字の1:潜水艦、2:きりしま、3:しらゆき、4:あすか、5:はるさめ、6:むらさめ
7:いかづち、8:おおなみ、9:はつゆき、10:わかさ、11:しょうなん
赤字の1:ステゼム、2:マスティン、3:マッキャンベル、4:カーティス・ウィルバー、5:カウペンス
6:YRB30,7:フィッツジェラルド、8:ジョンSマケイン、9:ジョージ・ワシントン、10:ルイビル
黒字の1:チャオプラヤ


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