原子力空母ジョージ・ワシントン出港


横須賀基地を出るジョージ・ワシントン。手前は「ひゅうが」とカーティス・ウィルバー


横須賀航路を浦賀水道に向かうGW。手前は12号バースとSRF


浦賀水道を南下するGW。手前は横須賀市中心部。大きな建物は横須賀市役所

5月11日朝8時ころに、定期修理をひとまず終えた原子力空母ジョージ・ワシントンが横須賀基地を出港した。飛行甲板には消火訓練などに 使われるホーネットの「はくせい」が置かれている。

空母出港の直近で横須賀基地を出港したのは駆逐艦ステゼム。10日朝横須賀基地3号バースから出港している。
ステゼムはこのところ出港すると相模湾で24時間以上ノロノロと動き回っていたが、今回はすぐに太平洋に出た模様だ。大島沖の訓練海域 を動き回って、定期修理の結果を検査するジョージ・ワシントンの短い航海の間、ステゼムが護衛や検査支援のために付き添うのではない だろうか。

空母出港後の横須賀基地に残る戦闘艦は、ドックに入っているマスティン以外に、巡洋艦カウペンスと駆逐艦カーティス・ウィルバー、 フィッツジェラルドの3隻だ。
また、5月5日に寄港した原潜ルイビルが13号バースに11日昼現在停泊中だ。岸壁に、ケーブルなどを潜水艦から外す支援にも使われる クレーン車が1台待機しているから、ルイビルの出港は近いとみられる。

(RIMPEACE編集部) (2010.5.11 撮影)


空母が出て少し見通しがよくなった13号バースには、まだ原潜ルイビルが停泊中


2010-5-11|HOME|