ジョージ・ワシントン、横須賀出航


18日9時40分ころ12号バースを離れたジョージ・ワシントン(非核市民宣言運動ヨコスカ 撮影)


横須賀本港を出て右に回頭するジョージ・ワシントン。火災訓練用のホーネットが載っている


久里浜沖を通過する空母遠望。浦賀水道を抜けて大島沖の訓練海域に向かう。

5月14日に、定期修理後の試験航海から戻って来た空母ジョージ・ワシントンは、18日10時前に横須賀基地から出航した。出航時、飛行甲板 には礼装の水兵が整列していた。試験航海に出るときにはなかったことだ。フルメンバーによる航海に出かけたと見られる。
ただし、飛行甲板に火災訓練用のホーネットの「抜け殻」を積んでいる。長期の航海に出る前にもう一度横須賀に戻ってくるのでは ないか。

ちなみに昨年は、5月6日に試験航海に出て15日に帰港、20日に出航して艦載機の着艦訓練などを行い、6月5日に帰港している。そして 長期の任務航海に出たのが6月10日だった。
昨年に比べて試験航海の日数は短かったが、その後は2度目の出航までほぼ同じスケジュールになっている。

5月14日にジョージ・ワシントンのすぐ後に横須賀港錨地まで戻って来た駆逐艦ステゼムは、横須賀基地に接岸せずに相模湾に向かった。
相模湾での機動訓練をと錨地での停泊をくりかえしたステゼムは、5月17日夜に横須賀基地マスターピアに接岸、翌朝は空母の出航を横目に 物資を積み込んでいた。
ステゼムが空母のあとを追って出航したのは18日午後2時ころだ。巡洋艦カウペンスは動かず、今回の艦載機の着艦訓練などを近海でおこ なう空母の警備と訓練の補助はステゼムが一手に引き受けているようだ。

(RIMPEACE編集部) (2010.5.18 撮影)


前夜に接岸した駆逐艦ステゼム。物資を積み込み14時ころ出航した


2010-5-18|HOME|