巡洋艦、駆逐艦、相次ぎ横須賀出港


13時過ぎに横須賀基地を出る巡洋艦シャイロー 


14時半過ぎに横須賀基地を出る駆逐艦ラッセン

6月2日午後、横須賀基地を巡洋艦、駆逐艦が相次いで出港した。インドとの合同演習 MALABAR 2010 に参加するなどして、5月26日に 横須賀基地に戻って来たシャイローとラッセンが1時間半の時間差で出て行った。

この2隻はいつでも作戦行動を取れるだけの状態のままで横須賀基地に停泊していた。このたびツルんで出港したのは、おそらくジョージ・ ワシントンを中心とする空母戦闘群のディプロイメント前の訓練に加わるのではないか。
空母も艦載機の着艦資格取得訓練などを終えて、個艦レベルでの出動準備態勢が整った時期だ。これから空母戦闘群を構成する巡洋艦や 駆逐艦との複合的な動きの訓練を行って、戦闘群総体としての即応能力を高めて行き、長期の任務航海に備えるものと思われる。
駆逐艦ステゼムやマッキャンベルとともに、シャイローとラッセンもこれから空母戦闘群に加わるのだろう。

もう一隻、マスティンも2日に出港した。マスティンの場合はドライドックから出てきたばかりなので、修理を受けた部分のチェックの ための試験航海で、すぐに横須賀に戻ってくると思われる。

(RIMPEACE編集部) (2010.6.2 撮影)


16時前、横須賀基地を出て浦賀水道に向かう駆逐艦マスティン 


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