空母の帰港前に大半の駆逐艦が戻った横須賀基地


入港する駆逐艦マスティン。手前は左からカーティス・ウィルバー、ラッセン、ジョンSマケイン


3号バースに向かうマスティン。やや右後方にステゼムとシャイロー。
はるか後方に、午前中に錨地で待機した後に入港してくる「おおなみ」

7月3日昼過ぎの空母ジョージ・ワシントンの横須賀帰港の前に、常駐駆逐艦のほとんどが戻って来た。
6月28日にマスティン、ラッセン、ジョンSマケインの3隻が帰港、そのうちマスティンだけが翌29日に出港した。 7月1日にステゼムが帰港、そして2日にカーティス・ウィルバーとマスティンが戻って来た。
8号バースで工事中のフィッツジェラルドとあわせて常駐駆逐艦7隻のうち6隻が横須賀基地に並んでいる。

厚木基地と空母をつなぐC2の動きから見ても、ジョージ・ワシントンは横須賀の近くまで戻ってきているはずだ。しかしC2以外の 艦載機は厚木に降りていない。2日に厚木を見張っていた人の話でも、ホーネットなどは全く飛んでこなかったとのことだ。

もし厚木に艦載機を飛ばしてから横須賀に空母を入れるつもりなら、少なくとも入港前日の2日に大半の艦載機を厚木に飛ばしたはずだ。 3日の空母の入港は、艦載機を積んだままで、また数日後に出港する可能性が大きい。

(RIMPEACE編集部)(10.7.2 撮影)


7月2日15時の横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船。
青字の1:海自潜水艦、2:いかづち、3:おおなみ、4:ひゅうが
5:すずなみ、6:はたかぜ、7:あすか、8:ときわ、9,10:退役艦
赤字の1:マスティン、2:カーティス・ウィルバー、3:ラッセン、4:ジョンSマケイン
5:ステゼム、6:シャイロー、7:フィッツジェラルド、8:ブルーリッジ、9:カウペンス


2010-7-2 |HOME|