カウペンス、横須賀のドライドックを出る
バージ1隻では足りずに、2隻に押されてやっと6号ドックを出た巡洋艦カウペンス
横須賀本港中央部まで出てきたカウペンス。後方の錨地で待機しているのは巡洋艦シャイロー
出船で6号バースに入るカウペンス。手前は駆逐艦3隻、後ろに空母GW
7月7日午後、横須賀基地最大の6号ドライドックに入っていた巡洋艦カウペンス(CG 63)が出渠して、6号バースに移った。
カウペンスは6月3日に6号ドライドックに入ったから、入渠35日目に出てきたことになる。
2008年12月始めから09年2月始めまでシャイローがドライドック入りしたときは、もっと小さい5号ドックだった。また、5号ドックに
入っていた駆逐艦マスティンが出た5月28日以降5号ドックは空いていたから、カウペンスがなんで身の丈に合わない大きな6号
ドライドックにわざわざ入ったのか、疑問が残る。
原子力空母が使わなくなる6号ドックの使用実績を作っておくのが米軍の狙いではないだろうか。
この日、まだカウペンスがドックから出る前に、ミサイル・キャニスターを30個以上積んだ弾薬バージが、横須賀港錨地から浦郷弾薬
庫に戻って来た。
錨地に居たのは巡洋艦シャイローだった。シャイローが積んでいたミサイル類を降ろしたものと考えられる。シャイローはカウペンスと
交代でドック入りするために弾薬類を下ろした、ということも考えられる。
(RIMPEACE編集部)(10.7.7 撮影)
錨地に停泊中のシャイローから降ろしたミサイルを積んで浦郷弾薬庫に向かう米海軍の大型バージ
2010-7-7 |HOME|