まだ横須賀の近くにいるジョージ・ワシントン



上は7月13日、下は同11日の横須賀基地。左端の駆逐艦が動いただけだ(非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)


鹿児島から佐世保に回ったジョンSマケイン(2010.7.13 撮影)
 

7月9日に横須賀を出港した空母ジョージ・ワシントンは、まだ大島近海にいるようだ。

空母にくっついて同日出港したマッキャンベル、12日に出港したマスティン、そして7日に出港して鹿児島港に(押しかけ)寄港した ジョンSマケインの3隻の駆逐艦以外に、横須賀基地の常駐艦に目立った動きがない。空母が遠くに行く場合は、あと何隻か随伴すると おもわれるが、少なくとも13日まではそんな動きも見られない。

ジョンSマケインは9日から11日まで鹿児島港に寄港し、12日には佐世保に寄港した。ジョージ・ワシントン等に補給を行うと見ら れる貨物弾薬補給艦カール・ブラッシャーと燃料補給艦ティペカヌーは、佐世保基地からすでに出港しているが、佐世保をベースに補給 を行うと見られる。
いずれ空母は西に向かい、米韓合同対潜訓練を行うことになろうが、今のところはっきりしたスケジュールや訓練を行う海域が決まって いないために、空母も横須賀を出たあと、大島の近海から動けないのではないか。

厚木基地に下りた空母連絡機C2は13日も空母に向かって2回飛んでいる。このC2の動きからも、空母はまだ厚木・横須賀の近くに いることが推定される。

(RIMPEACE編集部)


洋上のジョージ・ワシントンに向けて厚木の滑走路で離陸態勢の空母連絡機C2(2010.7.13 田中 昭 撮影)


2010-7-13|HOME|