ジョージ・ワシントン、沖縄近海へ



7月16日午後に横須賀基地を離れた駆逐艦ラッセン。いったん錨地で待機したあと出港した(2010.7.16 撮影)
 

空母ジョージ・ワシントンは17日午後に大島沖の訓練海域を離れ、沖縄東方の海域に向かった模様だ。
米韓首脳会談(2+2)以降に米韓軍事演習の内容が明らかになるとのことだから、ジョージ・ワシントンはそれまでは日本海や黄海の どちらにも展開可能な位置で、空母戦闘群としての訓練を続けるものとおもわれる。

空母の直衛艦マッキャンベルのほか、マスティンとジョンSマケインの3隻の駆逐艦が、12日までに横須賀を出港している。鹿児島か ら佐世保に回ったマケインは14日に佐世保を出た。
横須賀からは駆逐艦ラッセンが16日に出港している。同日、ステゼムも水上監視レーダーを回転させて出港が近いと思わせたが、 バージを横につけたままで結局動かなかった。

当面マッキャンベル、マスティン、マケイン、ラッセンの4隻の駆逐艦が、米韓合同演習に加わるために沖縄東方・大東島近海の訓練海 域に、空母とともに向かうのではないだろうか。

(RIMPEACE編集部)


船腹のバージを離して16日中に出港すると見られたステゼムは、結局18日現在動いていない(2010.7.16 撮影)


2010-7-18|HOME|