原潜ルイビル、横須賀基地入港
米軍のタグボートを従えて入港してくる原潜ルイビル(SSN 724)。後方に放射能モニター船「きぬがさ」
横須賀本港中央部で、タグボートとロープをつなぐルイビル
7月20日午後2時過ぎに、原潜ルイビルが横須賀基地13号バースに接岸した。横須賀基地に原潜が寄港するのは5月下旬の
ツーソン以来だ。ルイビルとツーソンは4月下旬から5月上旬にもそれぞれ一回横須賀に寄港している。
ルイビルの今回の横須賀寄港のタイミングは、空母ジョージ・ワシントンが大島沖の訓練海域から沖縄近海経由で釜山に向かった直後と
なっている。想像するに、空母が大島沖にいた17日まで空母の護衛のポジションについていて、その後空母の移動に途中まで付き合っ
たあと、横須賀に戻ってきたのではないだろうか。
その後の空母の護衛は別の原潜が担当し、20日に佐世保を出たツーソンもその任務に就く可能性がある。
空母や護衛の駆逐艦は21日から25日に韓国の港に寄港する。その後日本海で対潜訓練などを米韓合同で行うとすれば、ルイビルは
同じころに横須賀を出て北回りで日本海に入り、対潜訓練に参加することも考えられる。
(RIMPEACE編集部)(2010.7.20 撮影)
タグに曳かれて13号バースに接近するルイビル
2010-7-20|HOME|