GWと動いたハワイの駆逐艦、横須賀入港



浦賀水道航路を北上する駆逐艦チャンフーン(DDG 93) (観音崎付近にて 10.9.30 編集部 撮影)
 

ハワイ・パールハーバーを母港とする米海軍の駆逐艦チャンフーンが30日朝、横須賀基地に寄港した。
チャンフーンは6月初めに、第7艦隊の責任海域で任務を行うためにパールハーバーを出港した。そしてほとんどの期間、ジョージ・ワシントン(GW)とともに 行動していた。

6月16日にホワイトビーチに短い寄港をして補給を行ったあと、GWや横須賀の駆逐艦が参加した対潜訓練に参加、続いて米韓合同演習 Invincible Spirit に加わり、GW のシンガポール寄港時にも一緒に寄港した。GWの戦闘部隊がマニラに寄港したときはチャンフーンはフィリピン・セブに寄港し、その後パラオからグアムの海域で行われた バリアント・シールド2010にも加わった。

インターネット上の乗組員のつぶやきによれば、この横須賀寄港がチャンフーンの今回のハワイ発の航海の最後の寄港になるとか。横須賀を出たらハワイに戻るというスケ ジュールのようだ。

横須賀基地にはイージス駆逐艦7隻が配備されているが、今修理中の駆逐艦マスティンのように「戦列」を離れることが必ず起こる。チャンフーンのようにハワイ配備の駆逐 艦がそのカバーのために空母の艦隊に組み込まれることは、今後も度々起きると見て間違いない。

(RIMPEACE編集部)


横須賀基地で着桟態勢の駆逐艦チャンフーン(左端)


横須賀基地6号バースに入った駆逐艦チャンフーン(中央右寄り)
(10.9.30 非核市民宣言運動ヨコスカ 撮影)


2010-9-30|HOME|