空母ジョージ・ワシントン、横須賀に戻る


予定よりやや遅れ気味に浦賀水道を北上するジョージ・ワシントン(CVN 73)


横須賀本港に入ってきたジョージ・ワシントン

11月1日朝、空母ジョージ・ワシントン(GW)が横須賀に帰港した。台風14号のために10月29日の帰港が延期されていた。

GWは5月に横須賀を出港した後、プサン、シンガポール、マニラ、パタヤビーチに寄港している。オーストラリアまで足を伸ばさなかっ たのは、朝鮮半島からあまり離れられない事情があったと推定される。
昨年は9月はじめに帰港したあと1ヶ月横須賀にいて10月はじめに出港、香港寄港、海自との合同訓練を経て11月下旬に横須賀に戻っ ている。
今年は秋の1ヶ月の横須賀在港は行わず、11月始めまで横須賀に戻らなかった。

今後もう一度出動することが無ければ、任務航海の期間は昨年とほぼ同じになりそうだ。
任務航海から戻って1ヶ月間は、即応体制を緩めず、その後クリスマス休暇を終えて翌年初めから修理に入るのが、横須賀を母港とする 空母の標準のパターンだ。

(RIMPEACE編集部)(写真は 10.11.1 撮影)


出船で接岸するために本港中央部で回頭するジョージ・ワシントン(田中 昭 撮影)


ベルニー公園から見た空母の入港。空母の大きさが実感される(非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)


2010-11-1|HOME|