GW飛行甲板片付け、出港準備に


11月18日、飛行甲板上の工事用大型テントのシートが全部はがされた(非核市民宣言運動ヨコスカ 撮影)


前日の17日には未だテントの格好をしていた。

11月1日に横須賀基地に帰港した空母ジョージ・ワシントンは、次の航海に備えて短期の修理工事を行った。
飛行甲板に大型の工事用テントが組み立てられた。テントの位置から見て、2基のカタパルトの工事と見られる。

11月5日に骨組みが出来、翌日にはシートが張られたテントは、10日ほどで解体されようとしている。
16日から撤収が始まり、17日には横のシートがはがされて、中の工具などが運びだされたようだ。18日にシート が全部取り払われて、むき出しの骨組みだけになった。

今後数日かけて甲板上の整理が済めば、艦載機の離着艦に邪魔なものはなくなる。工事箇所の点検を経て任務航海に出発する手順だ。
11月中に出港して、12月3日からの日米合同訓練に備えるものと見られる。

空母とともに動く横須賀常駐の戦闘艦も、修理中のものも含めて巡洋艦2隻、駆逐艦6隻が横須賀基地に在港中だ。

(RIMPEACE編集部)


11月18日の横須賀基地の一部。左から駆逐艦ステゼム、フィッツジェラルド、ジョンSマケイン。
海自潜水艦を挟んで巡洋艦シャイロー、駆逐艦カーティスウィルバー(非核市民宣言運動ヨコスカ 撮影)


2010-11-18|HOME|