日米演習前、横須賀に原潜2隻寄港中


左は13号バースの原潜サンフランシスコ(SSN 711)、ブルーリッジ
を挟んで右が原潜シティー・オブ・コーパス・クリスティ(SSN 705)

バージニア級原潜ハワイが横須賀基地を出港して西に向かったのが11月27日。その2日後の29日に原潜サンフランシスコが同基地の 13号バースに接岸した。さらにその2日後の12月1日、原潜シティー・オブ・コーパス・クリスティが12号バースの奥に接岸した。
12号バースの手前側にいるブルーリッジと縦列で並んでも狭さは感じられない。
12号バースと13号バースに同時に原潜が停泊するのは2009年7月1〜6日のミシガンとアルバカーキ以来のことだ。

10月下旬から、原潜が続けざまに横須賀に寄港している。バッファロー(10月21〜28日)、オリンピア(11月5〜12日)、 ハワイ(11月21〜27日)と寄港が続き、その後がサンフランシスコだ。なお、ハワイは19日には沖合い一時寄港も行っている。
日本近海に潜む原潜が交代で横須賀に寄港している。原子力空母の母港後、原潜も含めた原子力艦船への支援機能が拡充されたために、 原潜が集まりやすくなっている。

12月3日からは日米合同演習が行われる。事前に横須賀に寄港して演習に備える原潜がきている可能性が大きい。

(RIMPEACE編集部)(10.12.1 撮影)


13号バースに停泊中のサンフランシスコ。11月29日に入港した


12号バースの奥に停泊中のシティー・オブ・コーパス・クリスティ。入港2時間後の姿だ


2010-12-1|HOME|