空母GW、工事準備始まる


修理バージYRB30が空母の後部についた。ミサイル誘導レーダーの後ろに丸いテント屋根が見える。


YRB30が移動して表に出てきた宿泊バージAPL40(10.12.17 撮影)

空母の工事の際に使われる修理用バージYRB30が、12月17日に空母の後ろの定位置に移動していた。昨年より1日2日早い 移動だ。空母の帰港が昨年より3週間遅くなったのを考えると、帰港後にバタバタと修理を始める態勢なのがよくわかる。

空母の工事が始まると飛行甲板に並べられて事務所の機能を果たすと見られるプレハブ小屋も、空母入港の日にはドライドックの奥から 12号バースに移されていた。

横須賀に配備されている空母の定期修理は、これだけのチェック・修理が終わらないと工事が終わらないというものでもない。出港する 状況となれば、終わっていない点検箇所などを後回しにして工事を終了してしまう。次の工事までお預け、となる。

ファミリークルーズも基地開放もなしに、さっさと工事を開始するのは、出港の命令が出るまでに出来るところまでやっておこうという 、あわただしさに押されているためかもしれない。

(RIMPEACE編集部)


空母入港直前の12号バースにプレハブの工事小屋があつめられた。工事開始前に空母の甲板に並ぶ
(10.12.14 撮影)


2010-12-17|HOME|