空母GW、修理準備を再開


GWの飛行甲板で、一度は撤去された工事用の大テントの組み立てが始まった


甲板での工事の事務所や休憩室として使われると見られるプレハブ小屋も、バースから甲板に再度上げられた

一時中断していた空母修理工事の準備が再開された。
一度は組み立てられていた大型テントの骨組みが20日に解体され、甲板に並べられていたプレハブ小屋もその後バースに降ろされ、 修理の準備がストップしていた。しかし空母の緊急出港が遠のいて、再びジョージ・ワシントン(GW)の甲板上で修理の準備が始まっ ている。

大型テントの組み立てが24日に始まり、プレハブ小屋も甲板に戻された。
ただ、このまま長期の修理に突入するのかどうかは未定だろう。いったん緊張状態がやや緩んだとはいえ、砲撃事件で始まった朝鮮半島 の軍事環境では、空母GWが長期修理に入って横須賀に釘付けにされることを米軍が選ぶかどうかはわからない。

空母の帰港後一ヶ月の即応態勢維持の期間内に、修理を中断して甲板を片付けて再出港する可能性は、工事が始まっても消えるわけでは ない。

(RIMPEACE編集部)(10.12.24 撮影)


12月24日午後の空母の甲板。前方にプレハブ、艦橋横にテントの骨組み


2010-12-24|HOME|